天高く馬肥ゆる秋
2011 / 10 / 20 ( Thu ) 10月もいよいよ終盤 秋の風に誘われて、ちょっとお出かけして来ました 今年に入って、ほぼ毎月のようにプチ家出 良いもんで御座います たいして予定も無く、ほぼ道の駅巡りみたいな旅ですが… 初春に眺めた山々の彩りの移ろいを感じて参りました 鮮やかに染め上げられた紅葉や楓の葉や 庭先の鶏頭の深い赤 たわわに実った柿に 道の両脇をまぶしく輝かせる銀杏の木々 春の柔らかな彩りから、時を経て実り豊かに成熟した秋の里山 刈り取られた稲穂と まっさらになって 今年の役目を済ませた田んぼ 赤い屋根のサイロ 何処までも広がり行く青い空 乾いたアスファルト 銀色のススキ 壁を伝う真っ赤な蔦 鮮やかな彩りで町を山を里を飾り立てている様子が、なんとも美しく 秋晴れの陽光に 目を細めながら、今年も生き長らえる事が出来た喜びに満ち満ちているようです 『常ならず』 無常を儚むことよりも、常に周り行く自然のサイクルの冷酷な 規則正しさに 大いなる畏怖の念と同時に ひれ伏したくなるほどの恩情を 感じた実りの秋でした スポンサーサイト
_____________________________________________________________ |
|
| ホーム |
|