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    『豆腐小僧』 概要
        2012年9月末日をもちまして閉店させていただきました。 永のご愛顧ありがとうございました。     



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盆供養
2012 / 08 / 14 ( Tue )
200px-Yoshiiku_Ameonna.jpg

これは幽霊でしょうか・・・
生きている人には見えませんが

でも、悲しそうではありません
御疲れ気味のご様子です

朽ち逝く肉体を纏っているのは
さぞや重たい事でございましょう

真白き骨に成り果てれば、さぞかし軽やかに
渡りゆくことが出来ように・・・

簡単には渡れないものなのでしょう

今日は盆供養、墓前参りの日でしたか


どうにも足が遠のきます
大分好くなったとはいえ、この時期は気持ちが沈みます

南無観世音

夏は、大好きで生命力にあふれていた季節なのに
いつからか、死臭漂う季節になってしまいました

死人が怖いのではなく、死者に向かって
毒づく自分が嫌なのです

南無観世音

どうして、一人残していった
どうして、知らぬふりをする
どうしてどうしてどうしてどうして・・・・


南無観世音

空に向かってつばを吐くように、位牌に向かい墓前に向かい
いつも以上に身近に感じられる死人に、毒を吐く

いつからこうなったのか
いつから毒は溜まったのか
大好きな季節が、憎らしい季節になり替わった

私の心の死臭を消すために香を焚き
まっ黒い気持ちに明かりをともすためにろうそくに火を入れる
私の荒れ狂う心を鎮めるために経を唱え
私の涙を見せつけるように仏壇に座る

南無観世音

吐いても吐いても尽きない毒

なにが、血縁だというのだ
何が供養なのだ
何が・・・・・

何が、何が、何が!!!!!

言いようのない怒りに似た悲しみは、いつまでたっても消えません
憎いんじゃないのに・・・・
会いたいだけなのに
一緒に居たいだけなのに

幾らののしっても、幾ら毒づいても
所詮、位牌は只の木切れ
墓はただの冷たい石の塊

そこにいるのかさえわかりません

南無観世音

自分の怒りや悲しみなのか、死人の無念なのか
それさえも曖昧で、眩しい太陽の下は絶望のような黒い影ばかり
滲む汗は、いつしか自分の心も干からびさせて
どろりと濃くなった血が嫌なにおいを放っている

いつから、こんなにも嫌な季節になってしまったのだろうか

死人が怖いって・・・・?
あたしは、いつだって自分自身が一番怖いのです

いつだって救われたいと、ここから抜け出したいと
のろのろと這い回り、空を仰ぎ、一匹の蜘蛛を探し回っているのです

南無観世音
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